狭くてパッとしないアパートでも来客時にできる気配りいろいろ

36歳、夫と二人で古くて小さな賃貸アパートに住んでいます。
2DK、3点ユニットバス(トイレ、洗面、バスタブが一つになっている浴室)です。
最近遠い実家から両親が遊びにきたのですが、
「狭くてパッとしない賃貸アパートに人を迎えるときにできること」で気付きがいくつかありました。
簡単なことばかりですが、今後来客があるときにささっと対応できるようリストにしました。

 

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来客に配慮するポイント

  1. 清潔感
  2. 匂い
  3. 温度
  4. 飲み物・食べ物
  5. 座る場所
  6. トイレの気遣い

 

1.清潔感

玄関】モノを減らす(5分)

お客様からすると、初めて来た狭い玄関で靴を脱いだり履いたりするのって気も遣うしちょっと大変。出ている靴や傘などはできるだけしまい、スペースを用意しておく。

 

【玄関】盲点になりがちなドアのホコリがけ(5分)

ザ賃貸な感じの年季の入った玄関ドアは、土ぼこりなどの汚れをとってせめて清潔な印象に。(←ドアは以外と盲点)

 

【洗濯物】生活感と気まずさを演出…目に入らないように(2分)

狭いおうちだと洗濯モノの存在感大…。洗濯槽に入れてフタを閉めるか、中が見えない大きなカゴに入れ、上に一枚きれいなタオルや布をかけるとすっきり。
(ちなみにカゴはプラではなく、麻のカゴを使っています。生活感がやわらぎインテリアっぽくみえていいです)

 


【台所】全体の「こぎれいさ」を決めるキモ、しっかりめに掃除(計35分)
くつろぎスペースのすぐ横に古い台所スペースがあります。台所がまるみえで、ここの清潔感が全体の印象になりがち。
・食器は洗い、戸棚にすべてしまう(15分)
・シンクにごみがあれば捨てておく(1分)
・テーブル拭きはきれいに折りたたんでかける、または隠す(1分)
・蛇口&台所の台は食べもののかすや油がないようちゃんと拭いて磨いておく(15分)
・台所のごみ箱は空にして新しいごみ袋に替えておく 1分
・目に入る調味料ボトルはラベルを正面に向けておく(なんか律儀感がでます(2分)

 

【床】狭い場所だから床の汚さは不潔感に直結(30分)
フローリングの床はクイックルワイパーで拭いておく。
スペースが限られた中で、床(もしくは床に近い場所)に座ってもらったりカバンを置いたりしてもらうことになるので、フローリングベタベタや髪の毛、ほこりはとても目立ちます。

 

 

2. 匂い

【換気】窓を開けて部屋の匂いを出す(0分)

自分ではもうかぎ分けられない匂いになっているはずなので、空気の入れ替えはまず必須!(床をふいている間に窓を開けておく)

 

【香り付け】(2分)

うすく香りをつける(お香を焚く/お部屋用の香りスティックをセットするなど)

 

3. 温度

【空調ON】エアコン/ヒーターを来客当日の早めからつけておく(0分)

部屋の温度は快適さに直結します。
ただ冬場は古いアパートだと座る場所によって寒さを感じることもあるので、
ブランケットを渡しておいて「好きに使ってね」とすると親切。
さりげなく膝にかけたりして使ってもらえます。

 

4. 飲み物と食べ物

住空間に関わらず来客時に用意したいことではありますが、
仮に「狭いとこでなんか申し訳ない」という気持ちがあれば、ここでもてなしの気持ちを表して堂々とホストをやれます!

 

今回用意しておいたもの:
コーヒー
紅茶2種類(甘いフレーバーティーアールグレイ
冷たいお茶
チョコレート、クッキー

 

ちょっとした来客であれば、
普通の値段の普通のものをさくっとスーパーやコンビニでいくつか買ってくる、でOKにします。
だめなのは、凝ったものを用意しようとするものの決まらず疲れてしまうパターン。
要は『「どうぞ自由に食べて~」とカゴに入ったお菓子をテーブルにおいておく』、という絵!

何でもいいから近場でフツーのお菓子を買ってきとくで全然いいと思います。

 

ただ、自分自身がオサレな飲み物やお菓子を買ったり作ったりしてウキウキできるなら、もしくはきちんとした印象を出したい状況ならそうすべき…。
わたしは「銀座」「老舗」「銘菓」「取り寄せ」で検索、えいやで決めちゃいそう~ 

 

5. 座る場所


普段自分と夫だけだと考えませんが、人が来た時に座ってもらうスペースって忘れがち…。
今回はソファとカーペット(のうえにクッションを渡して)に座ってもらうことにしました。
おうちが狭いと、いざ人が来た時に「えっと…そのへん適当に座っちゃってね」といいながらきょろきょろし、ベッドに腰かけてもらうことになりがち。
ちなみに自分の経験からは、「ベッドに腰かける」は、来客側からするとなーんか落ち着かないです。そのうえでお茶飲んだりするのも気をつかいますし…。
普段のキャパを超える人数がくる場合は、いっそ安い小さめのラグとかを買って床で座れるスペースを広くするとか、別の部屋で使っているイス(あれば)をくつろぎスペースに持ってきておく、くらいした方がいいかも。

 

6. トイレの気遣い(計16分)


世の中的にまだまだ犬猿されがちな、「3点ユニットバス」の我が家。
「明るさ」と「清潔感」を出す工夫をしてちょっとでも居心地よくしたいと思います。

 

  • 掃除…床やシンクにシャワーをばーっとかけ、タオルで拭いて乾燥した状態にしておく(10分)
  • 新しめ&乾いたタオルをかけておく(1分)
  • 石鹸でなくハンドソープを置いておく(1分)
  • (人が使っている固形石鹸を使うのってなんとなく抵抗ないですか…。普段石鹸で手を洗う人も、お客様がくるときはハンドソープのボトルを置くのがおすすめ)

 

そのほかお客様が地味に困らないように…
・トイレットペーパーの予備を置いておく(1分)
・トイレ消臭スプレーを置いておく(1分)
・トイレ時の音が気になってしまうかもしれないので、リビングで薄く音楽やテレビをつけたりして音を出しておく(1分) →狭いアパートだとリビングから距離がないためトイレの流す音が大きく聞こえがち。

 

 

普段は居心地よく暮らしているおうちですが、来客を歓迎する目線で見てみるとちょいちょい工夫できることがあります。


せっかく来てもらうのに
「うちねー、このとおり狭くて古くてごめんねー」じゃなくて、
清潔感と気配りでウェルカムなおうちにする!
「なにげに居心地のよい庶民アパート」で楽しい時間を過ごせばいいのだと思います。

 


以上!